2026.03.04
窯の中で見つけた土瓶のふた。
窯元の嫁の日々徒然日記。
先日、焼き上がった後のうつわたちをのぞいていたときに
土瓶の蓋が、なぜか台のようなものに乗って焼かれているのを発見しました。

帽子みたいで可愛い。けど、なんで台に乗ってる?
板にくっつかないようにするためかな?と最初は思ったんです。
でも、よく見ると裏の設置面はきちんと“ハマはがし”がしてあります。
(釉薬を剥がして、焼成時にくっつかないようにする工程です。)
ということは、くっつき防止のためではなさそう…。
気になって、焼成担当の浅野さんに聞いてみました。
するとーー
「土瓶の蓋が変形しないように、こうやって台に乗せて焼いているんですよ。」
とのこと。
なるほど…!
もし歪んでしまったら、土瓶本体と合わなくなってしまいますもんね。
だから、専用の台に乗せて、形がきれいに保てるようにしているんですね。

毎日見ているうつわづくりの現場でも、
こうして改めて聞いてみると「へぇ…!」と思うことばかり。
小さな工夫の積み重ねで、
ひとつひとつのうつわができているんだなぁと、改めて感じました。
勉強になるなぁ。
面白いです。
(文:嫁まみ)