コラボレーション|シンプルな陶器なら㈱カネコ小兵製陶所 コラボレーション|シンプルな陶器なら㈱カネコ小兵製陶所

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セバスチャン・コンラン
×カネコ小兵

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世界的なデザイナー、セバスチャン・コンラン氏の「SEBASTIAN CONRAN GIFU COLLECTION」としてコラボレーションしたサービングウエアです。

和紙から着想を得て、何度もミーティングを重ねて完成しました。

彫刻のような造形を持つサービングウェアは、クラシックでもあり、モダンでもあり。
欧米仕様で少し大きめですが、どんな料理を盛っても決まります。

外側は無釉薬(ビスク)でマットな手触りを残し、内側は汚れがつかないよう釉薬を施すなど、使いやすさの面でも工夫を凝らしました。

シンプルでありながら、センスと遊び心を感じるデザインと、何世紀にも渡って世界中で愛され続けている陶磁器のエッセンスが詰まったシリーズです。

SEBASTIAN CONRAN GIFU COLLECTIONとは

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SEBASTIAN CONRAN GIFU COLLECTIONとは

セバスチャン・コンラン氏と、飛騨木工、美濃和紙、美濃焼、関刃物など岐阜県の地場産品の製作する企業がコラボレーションして生み出したプロダクトです。

パリで開催される世界最大規模の国際見本市「メゾン・エ・オブジェ」にブースを出展し、好評を得ています。

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セバスチャン・コンラン
Sebastian Conran

<プロフィール>
1956年ロンドン生まれ。
Sebastian Conran Associates(セバスチャン・コンラン・アソシエイツ)代表兼デザイナー。
「THE CONRAN SHOP」の創始者であるテレンス・コンラン卿の長男。

岐阜県の地場産品を扱う企業と連携して商品開発を行い、2017年1月のメゾン・エ・オブジェでは岐阜県のブース「SEBASTIAN CONRAN GIFU COLLECTION」を出展。現在はSebastian Conranブランドの商品を手掛けるほか、世界中の企業と連携して、家具、刃物、車、陶磁器などの商品開発をしている。

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-コンラン氏のコメント

以前は客間であったという落ち着いたショールームに入った瞬間から、このコラボレーションが成功し、精神的に充実したものになることを確信していました。カネコ小兵の優雅で凛とした佇まいの製品は、見事に創意工夫されていたからです。我々の話す言葉は全く違いますが、すぐにモノづくりに対する気持ちが似ていることが分かりました。最初の話し合いの中で、我々は紙を折り始めました。その折り目は、我々が岐阜を旅する間に目にした川のせせらぎを思い起こさせます。

こうしたイメージをもとに、ウェーブコレクションが考案されました。手間がかかっても釉薬をかけずに磨くことで、独特の滑らかさと見栄えを持つ製品に仕上がりました。国際的なデザイナーとして40年間にわたって活躍してきた中で、ウェーブコレクションのデザインをコラボレーション出来たことは、私のキャリアの中で、最も楽しく満足できる経験になったと心から思っております。

小河シェフ×カネコ小兵

「国際陶磁器フェスティバル美濃」初の試みとして、お土産セットを開発しました。カネコ小兵製陶所の”器”と、ミシュラン一ツ星シェフ・小河雅司氏がアレンジした”味ご飯”のセットで、その名も「窯ぐらし」。

味ご飯は、窯につきっきりで忙しかった職人たちのために、窯元のおかみさんが「栄養があってすぐに食べられるものを」と作ったことが原点といわれています。
それぞれの窯元に代々伝わるレシピがある、いわば東濃地方のソウルフードです。
このストーリーに共感していただき、小河シェフが「米化粧」という味ご飯を開発してくださいました。

小河雅司

<プロフィール>
1979年福岡県生まれ。
大学在学中に全国を旅する中で食の素晴らしさに目覚め、和食料理人になることを決意。上京後、「日本橋ゆかり」「こだま」などの名店で経験を積み、27歳で和食店「園山」の料理長に。29歳で独立し「元赤坂 ながずみ」を開業。
2010年にはミシュラン一ツ星を最年少で獲得し、以来これまで8年連続で獲得し続けている。

中島醸造「小左衛門」×カネコ小兵

中島醸造さんの特別純米美山錦、小左衛門を一番美味しく飲むためのオリジナル盃を開発しました。

きっかけは、中島醸造さんの新酒お披露目会で、お酒の試飲に小兵の一献盃を使っていただいたこと。せっかくなので一献盃を4種類用意して、「特別純米美山錦を飲むならどの形?」と、人気投票をしました。

そこで人気だった「ツボミ」と「ワングリ」を”いいとこどり”した試作品を作り、さらにアンケートを採り、蔵人の皆さんの意見も参考にしながら試作を繰り返して完成したのが「小左衛門型カップ」です。

スッキリとした大吟醸が口の中に勢いよく流れ込み、口の中でふわっと広がるように、縦長で口元が少し広がった形となりました。

もともと徳利生産日本一のメーカーで、日本酒とともに成長してきた小兵ですので、日本酒を美味しく飲める酒器作りには強い思い入れがあります。

これからは
共創(Co-Creation)
を目指します

“コラボレーション”というと、デザイナーと窯元のイメージですが、その器を叶えるためには、釉薬職人や型屋さん、鋳込み屋さんなどの力が欠かせません。
いま、小兵が目指しているのは「競争(compete)から共創(co-creation)」です。
窯元同士が互いに競い合うことで日本一になってきた美濃焼ですが、これからは共に創りあげていかなければ産地として生き残れません。
1+1ではなく、関わる人すべての掛け算で、限りない可能性を追求します。